山河天地・動静

とある東大生の日々

ねじを巻き直す

ちょっと間が空いてしまった。

この「間」において、僕は東京に居場所を移すことで巻いたねじをもってあらゆることに取り組んでいた。

論文執筆はその1つだ。今日ちょうど第2稿が完成した。

卒論を書く前にこのような論文執筆の経験が積めるというのは、僕の学科の良い点だと思っている。少なくとも僕は。

 

ねじを巻けば当然緩む。

さすがに毎日論文を書いていると、その緩みも大きいものとなる。

そして、身体は反対に締まっていく。

全身のこりがひどくなったのだ。

これは放って置けないと思い、今日は早めに作業を切り上げ、池袋の整体へ行った。

30分ですっかり良くなって戻ってくると、今度は二郎系ラーメンの店へ。

「ニンニク・アブラ・カラメ」と唱え、2024年2杯目の二郎系ラーメンを頂いた。

最後にシーシャで1時間ほど過ごした。

これで心も身体も軽く、ねじはきっちりと締まった。

 

明日からもさまざまな作業とイベントが待っている。

池袋で巻き直したねじをもって、一日一日一歩一歩進んでいきたい。

そして、ねじは定期的に巻き直していきたい。

東京降臨

諸事情あり岩手の実家に戻っていたが、ようやく東京に戻ってくることができた。

夜行バスで7時間、朝の6時過ぎにバスタ新宿に到着。

家に荷物を置いてすぐさま大学へ向かった。

 

本郷キャンパス内から見た赤門

 

大学での居場所は、学部棟の中にある学部生控室。

ここで僕は唯一の「いつメン」のB3として活動を行っている。

まったく、居場所があるだけでありがたいものである。

今日に限っては、「いつメン」のB4の先輩たち(といっても入学年度は同じなのだが(僕は一度休学し、学部も変えているため学年が本来より1つ下になっているのだ))と麻雀もできて、いつにもましてありがたい話である。

 

ところで今日は社会調査の実習の授業に出つつ、そのレポートを書いたり、社会学の理論を学ぶ授業のレポートを書いたりと、執筆三昧だった。

このような日々があと1か月ほど続くと思われる。

しかし、自分の書いた文章が蓄積され、それがさらに(頑張れば)学問的意義を帯びることは喜びである。

なんだかんだいって、僕はこれらレポートの執筆の過程を楽しんでいる。

 

このブログも例外ではない。

時刻は22時半になろうかというところだ。

まだ大学にいる。

なぜなら、長期間自宅を不在にしたためにライフラインを一旦止めており、電気の復旧が明日の0時(大学の提出物の締め切りになりがちな、0時)になるからである。

電気がないと何もできないなんて、人間もずいぶん科学技術に飼い慣らされたものである。

(こんなことを言うと一部の人間に怒られそうだが。)

 

なにはともあれ、23時には大学を出て帰ろう。好きな曲を聴きながら。

硯にむかひて――二度目のもの書き――

ブログを始めてみました。よろしくお願いします。

 

といっても、僕がブログを始めるのはこれが初めてではない。

実は、大学1年生、まだ19歳だった頃の夏休みに一度ブログを始めている。

そのときは1か月の間に4記事を書いただけでやめてしまった。

 

なぜ再びブログを始めようと思ったのか。

「よし、始めよう」と言って始めたわけではない。

パソコンのブラウザ(Chromeを使っている)のブックマークバーを整理していたのだ。

ブックマークバーには、4年近く使ってきたGoogleアカウントに蓄積されたさまざまなWebページが鎮座していた。

その中の画面右端の方に、「ブログ」と書かれた、もう何年も開いていないブックマークがあったのだ。

そこで、「ああ、昔ブログを書いたこともあったなあ」と思い出し、今こうして硯に向かっているわけである。

 

再びブログを始めるにあたり、当時のアカウントのまま記事を書くことも、一度は考えた。

しかし、再び筆者の目に留まった数年もののブログの記事は、そのアカウントを闇に葬り去る決意を固めるのに十分なほどに若さがほとばしっていた。

 

過去の自分と過去の記事に対して、可能な限り敬意を払い、ポジティブな形容をしたつもりだ。

それはともかく、かくして僕は新しいアカウントでブログを書くことを始めたわけである。

 

このブログがどれだけ続くかはわからない。

日記のような軽い文体で書くこともあろう。

首相動静のような堅苦しい文体で書くこともあろう。

しかし、文体はどうあれ、自分の日々の記録が地層のように積み重なっていくのを見てみたい。

そんな思いで今文章を書いている。

あまり気負わずに(読者もあまり期待せずにいること)、時間に余裕があるうちは暇つぶしくらいの気持ちで更新を続けていきたいと思う。

 

幸い、僕はものを書くのが好きなのだ。